砥部焼見学・絵付け体験の校外学習
2023年6月13日 16時30分3・4年生は、砥部町へ砥部焼の見学と絵付け体験の校外学習へ行ってきました。砥部焼観光センター炎の里では、砥部焼ができるまでの工程を説明していただきました。昔使っていた登り窯も見学しました。昔は、山の斜面を利用した窯で、アカマツの木を燃やして焼いていたそうです。アカマツが燃えるときに出るガラス質の煙が焼き物の表面に付いて、艶が出てきれいになるそうです。砥部焼は、砥部町の砥石山から採った陶石を砕いた粉で粘土を作って焼くので、丈夫で割れにくく、白色の焼き上がりになるそうです。形成して950℃で約12時間素焼きを行い、絵付けをしたら釉薬を塗って、1300℃で約12時間本焼きをして仕上げるそうです。職人さんは、いとも簡単そうに絵付けをされていましたが、熟練の技を身に付けるには何年も修行をするそうです。
陶芸創作館では、実際に絵付け体験をしました。鉛筆で下描きをした後、顔料の絵の具をつけて小筆でなぞりました。子どもたちは、予想以上に絵付けが難しくて苦戦しましたが、世界に一つだけのオリジナルのお皿が焼き上がって手元に届くのをとても楽しみにしています。
絵付け体験の後は、ゆとり公園で美味しいお弁当を食べて、遊具で元気いっぱいに遊びました。