伊予市立由並小学校

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    由並小学校は、しずむ夕日が立ち止まる伊予市双海町にあります。
    本校区は、前方に伊予灘が開け、周囲の牛の峯や本尊山など豊かな自然、人、文化施設等に恵まれた地域です。
    また、古くから開けた地域だけに歴史を感じさせる文化遺産が地域に多く残っています。
    これまで、多くの先輩方や子どもたちの努力と協力、保護者や地域の方々の温かい理解と支援により、輝かしい伝統と価値ある歴史を刻んできています。

 

 

 
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第4回全校道徳を行いました。

2019年11月13日 07時46分

 11月12日(火)第4回全校道徳を行いました。今回は、本校の卒業生であり身体にハンディキャップを抱えながら画家を目指しているという方をお招きしました。

 小学校2年生のとき交通事故に遭い、今のような状態になってしまったということから始まり、今、画家を目指すようになるまでの心の変化や自分を支えてくれた人との出会い、これからの目標など、丁寧にお話ししてくださいました。その後、絵を見せていただいたり、絵をかく様子を見せていただいたりしました。特に口で筆をくわえて細かく動かし、繊細に着色していく技術には驚かされました。

最後は、子ども達の感想発表です。それぞれがしっかり考え、多くの児童が発表することができました。また、感想だけでなく、質問もたくさん出され、考えを深めることができました。

「家族や友達への感謝の気持ちが『今できることをやろう』、『あきらめない』という気持ちに変わった。」

「人との出会いがチャンスをくれた。」

「生きることは、つらくて苦しい。でも楽しい。」

「車いすと人口呼吸器と、助けてくれる人がいれば何でもできる。」

「画家になるという夢が、今は目標になった。」

どの言葉も心に響きました。きっと子ども達の心にもしっかり届いていることと思います。

すばらしいお話をありがとうございました。