第42回伊予市人権・同和教育研究会(人権・同和教育参観日)
2021年11月26日 19時49分本日、第42回伊予市人権・同和教育研究会(人権・同和教育参観日)が開催されました。
まず、公開授業がありました。以下、公開授業の教科と単元・題材、ねらいです。
1年 道徳科 じぶんのよいところ「ぼくは小さくて白い」
真っ白なペンギンにもよいところがあることを理解し、自分の特長やよさを見付けて、これからもそれを大切にしていこうとする心情を育てる。
2年 道徳科 みんな友だち「およげないりすさん」
りすを悲しませて、自分たちだけで遊んでも少しも楽しくないこと、みんなと仲よく遊んだ方が楽しいことに気付き、友達と仲よく助け合おうとする心情を育てる。
3・4年 総合的な学習の時間 共に生きる「わたしたちにできること」
わたしたちの住んでいる地域のバリアフリーについて調査した結果を基に話し合うことで、自分にできることを考えていこうとする態度を育てる。
5年 学級活動 「いろいろな性別について考えよう」
LGBTについて知り、人を傷つける言葉について考えたり、自分の性について振り返って考えたりすることを通して、性は多様であり、性のあり方、生き方は自分が決めていいということを理解させる。
6年 道徳科 「渋染一揆」
差別された人々が、人間らしく生きるため不当な差別の撤回を求め、団結して闘い抜いた姿に共感し、差別を許さず解決していこうとする態度を養う。
公開授業の後に、繁桝義一先生による講演「いのちの根っこにある人権」がありました。先生が人との関わりの中で感じられたことやメッセージをオリジナルの歌とトークで伝えられました。柔らかな語り口、歌声に魅了されました。また、「いのちは平和と人権に支えられていること」「家族に守られ愛されることでいのちがつながっていくこと」等、たくさんの言葉が心に残りました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。