11月27日(水)、県下各地から約120名の先生方が参加した道徳の研究会がありました。授業は、2年生「くりのみ(思いやり・親切)」、4年生「にぎりしめた いね(相互理解・寛容)」、5年生「ふぶきの中で『ありがとう』(よりよい学校生活、集団活動の充実)」で行われました。



子どもたちは、経験したことがないような多くの先生方の参観で、少し緊張気味でしたが、由並っ子の素朴で温かくまっすぐなよさが授業に表れていたように感じました。どの学級も10名程度の少人数の学級ですが、友達の多様な考えに触れて、自分の考えを深めていく様子が見られました。



授業後の研究協議では、参加された先生方の熱心なグループ協議が行われました。グループ協議や全体会でいただいた各先生方からのご意見やご指導を、これからの研究や授業改善に生かしていきたいと思います。ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。
11月12日(火)第4回全校道徳を行いました。今回は、本校の卒業生であり身体にハンディキャップを抱えながら画家を目指しているという方をお招きしました。



小学校2年生のとき交通事故に遭い、今のような状態になってしまったということから始まり、今、画家を目指すようになるまでの心の変化や自分を支えてくれた人との出会い、これからの目標など、丁寧にお話ししてくださいました。その後、絵を見せていただいたり、絵をかく様子を見せていただいたりしました。特に口で筆をくわえて細かく動かし、繊細に着色していく技術には驚かされました。






最後は、子ども達の感想発表です。それぞれがしっかり考え、多くの児童が発表することができました。また、感想だけでなく、質問もたくさん出され、考えを深めることができました。






「家族や友達への感謝の気持ちが『今できることをやろう』、『あきらめない』という気持ちに変わった。」
「人との出会いがチャンスをくれた。」
「生きることは、つらくて苦しい。でも楽しい。」
「車いすと人口呼吸器と、助けてくれる人がいれば何でもできる。」
「画家になるという夢が、今は目標になった。」
どの言葉も心に響きました。きっと子ども達の心にもしっかり届いていることと思います。
すばらしいお話をありがとうございました。
9月24日(火)業間の時間、第2回目の全校道徳を行いました。
今回は、双海町のまちづくりの中心となって活躍された若松進一氏をお迎えし、お話をお聞きしました。子ども達にとっては、地域のよく知っているおじいちゃんですが、多くの観光客が来ている双海町を中心となってつくった人だと知り、夢中になってお話を聞いていました。




特に、由並小学校の目の前にあるシーサイド公園には、年間55万人もの人が来ているそうです。きれいな海、砂浜、そして夕日、私たちの自慢です。そして、下灘には、スイセン畑やなのはな畑など、心が和む観光スポットがあります。私たちのふるさとには、こんなすばらしい場所がたくさんあります。改めて、ふるさとのすばらしさを感じることができました。



子ども達からは、「まちづくりで大切なことは何ですか。」という質問があったり、「双海町がすばらしいところだということがわかった。」「シーサイド公園をつくるのに、たくさんのお金がかかったことに驚いた。」という感想があったりと、積極的に意見をいう姿が見られました。ふるさと双海について考えたり、私たちのふるさとをこのように魅力的な場所にしてくださった若松さんに感謝の気持ちを持ったりすることができたのではないでしょうか。