「愛媛県特色ある道徳教育推進事業」 中間発表会がありました。

2019年11月28日 07時05分

 11月27日(水)、県下各地から約120名の先生方が参加した道徳の研究会がありました。授業は、2年生「くりのみ(思いやり・親切)」、4年生「にぎりしめた いね(相互理解・寛容)」、5年生「ふぶきの中で『ありがとう』(よりよい学校生活、集団活動の充実)」で行われました。

 子どもたちは、経験したことがないような多くの先生方の参観で、少し緊張気味でしたが、由並っ子の素朴で温かくまっすぐなよさが授業に表れていたように感じました。どの学級も10名程度の少人数の学級ですが、友達の多様な考えに触れて、自分の考えを深めていく様子が見られました。

 授業後の研究協議では、参加された先生方の熱心なグループ協議が行われました。グループ協議や全体会でいただいた各先生方からのご意見やご指導を、これからの研究や授業改善に生かしていきたいと思います。ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。

第4回全校道徳を行いました。

2019年11月13日 07時46分

 11月12日(火)第4回全校道徳を行いました。今回は、本校の卒業生であり身体にハンディキャップを抱えながら画家を目指しているという方をお招きしました。

 小学校2年生のとき交通事故に遭い、今のような状態になってしまったということから始まり、今、画家を目指すようになるまでの心の変化や自分を支えてくれた人との出会い、これからの目標など、丁寧にお話ししてくださいました。その後、絵を見せていただいたり、絵をかく様子を見せていただいたりしました。特に口で筆をくわえて細かく動かし、繊細に着色していく技術には驚かされました。

最後は、子ども達の感想発表です。それぞれがしっかり考え、多くの児童が発表することができました。また、感想だけでなく、質問もたくさん出され、考えを深めることができました。

「家族や友達への感謝の気持ちが『今できることをやろう』、『あきらめない』という気持ちに変わった。」

「人との出会いがチャンスをくれた。」

「生きることは、つらくて苦しい。でも楽しい。」

「車いすと人口呼吸器と、助けてくれる人がいれば何でもできる。」

「画家になるという夢が、今は目標になった。」

どの言葉も心に響きました。きっと子ども達の心にもしっかり届いていることと思います。

すばらしいお話をありがとうございました。

 

 

 

 

人権・同和教育参観日

2019年11月2日 13時06分

 11月2日(土)人権・同和教育参観日を行いました。まず、2校時に授業を公開しました。

 3校時は人権集会で、4年生の発表した人権劇を見て「仲のよいクラスってどんなクラス?」という問いかけにみんなで考えました。4年生の気持ちの込められた演技に、本当にこんなことが起こったら・・・。クラス内で起こった「いじめ」を解決するためにどうすればいいか、自分事として考えることができました。

 4校時は「ふれあい懇談会」でした。「人権・同和教育に関する学校の取組発表」「人権啓発ビデオ『風の匂い』視聴」「指導講話(伊予市社会教育指導員)」という内容で行われました。アンケートにご協力いただきましたが、多くの方から、ご意見・ご感想をいただきました。

 土曜日の参観日ということもあり、多くの保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただきました。お休みのところご来校いただきありがとうございました。子どもも大人も、みんなで人権について考えるよい一日になりました。ぜひご家庭でも、今日、感じられたことについて、お子様と話してみてはいかがでしょう。

第3回 全校道徳

2019年10月21日 15時05分

本日、3回目の全校道徳を行いました。

いつも水曜日にお世話になっている読み語り隊の方をお招きし、絵本「ええところ」の読み聞かせをしていただきました。

その後、友達と2人組になって友達のよいところを三つずつ紹介し合いました。子ども達は、「やさしい」「運動が得意」「走るのが速い」「文字がきれい」「いつも元気」「あいさつの声が大きい」など、友達のよいところをたくさん伝え合っていました。

20分程の活動でしたが、たくさん自分の良さを伝えてもらった子ども達は、終始笑顔が絶えず、温かい雰囲気にあふれていました。本当に充実した時間を過ごすことができました。

教室に帰って休み時間、さっそく「かがやきキララさん」で紹介しようとする子どもが何人もいたらしく、ポストにお星様がたくさん入っていました。

 

第2回 全校道徳をしました!

2019年9月24日 10時43分

9月24日(火)業間の時間、第2回目の全校道徳を行いました。

 今回は、双海町のまちづくりの中心となって活躍された若松進一氏をお迎えし、お話をお聞きしました。子ども達にとっては、地域のよく知っているおじいちゃんですが、多くの観光客が来ている双海町を中心となってつくった人だと知り、夢中になってお話を聞いていました。

 特に、由並小学校の目の前にあるシーサイド公園には、年間55万人もの人が来ているそうです。きれいな海、砂浜、そして夕日、私たちの自慢です。そして、下灘には、スイセン畑やなのはな畑など、心が和む観光スポットがあります。私たちのふるさとには、こんなすばらしい場所がたくさんあります。改めて、ふるさとのすばらしさを感じることができました。

 子ども達からは、「まちづくりで大切なことは何ですか。」という質問があったり、「双海町がすばらしいところだということがわかった。」「シーサイド公園をつくるのに、たくさんのお金がかかったことに驚いた。」という感想があったりと、積極的に意見をいう姿が見られました。ふるさと双海について考えたり、私たちのふるさとをこのように魅力的な場所にしてくださった若松さんに感謝の気持ちを持ったりすることができたのではないでしょうか。