5時間目、3年生のクラスでは、学級PTAの活動が始まっていました。コロナの影響で、今年は活動を自粛する学年もありましたが、3年部では、親子でプラ板の製作に取り組んでいました。
事前にかいた下絵に、親子で相談しながら思い思いに着色してオーブンへ!焼き上がったのはカラフルでかわいらしく、すてきな作品ばかりでした。最後はストラップを付けてキーホルダーが完成!
親子で、そして、3年生のみんなと一緒に作品を作ったことは、いつまでも心に残る思い出となることでしょう。
地域で活躍されている方と直接関わり、その生き方に触れ、また考え方や思いを聞き、道徳的価値観を広げることをねらいとして全校道徳を行いました。今日、講師としてお招きしたのは、双海の地域おこし協力隊で活動されている上田沙耶さんでした。上田さんは東京の大学に通う4回生ですが、今は双海にある祖父母宅にお住みで、大好きな双海のことをみんなにもっと知ってもらえるよう、積極的に活動されておられます。今年になって何度も愛媛新聞に取り上げられるほど注目されている方です。
上田さんは、なぜ双海に来たのか、何をしに来たのか、そして今、大好きな双海をみんなに知ってもらうためにどのような活動をしているのか、子どもたちに分かりやすくお話をしていただきました。子どもたちは、引き込まれながらお話を聞き、その後、進んで質問をしたり感想を述べたりしていました。上田さんの双海を愛する気持ちがよく伝わってくるお話でした。
双海に住んでいる子どもたちにとって、地域のよさに気付くことは難しいことかもしれませんが、今日のお話で、改めてふるさと双海のよさに気付けたのではないでしょうか。また、上田さんの双海愛を実際の具体的行動に移す姿からも、刺激を受けることができたように思います。
3年生は現在、算数科で「重さ」の学習をしています。この日は1kgの量感をつかむために、砂場で1kg当てクイズをしました。1kgぴったりを目指して袋に砂を入れていきます。1kgだと思う量はみんな様々でしたが、中には1回で5g差まで近づける子もいました。
5時間目に、5年生の道徳科研究授業がありました。今日は、双海町出身の漫画家「いづみかつきさん」を題材とした自作教材を使い、「自分の特徴を知り、個性を伸ばそうとする道徳的心情を高めること」をねらいとして授業をしました。
今日は、題材となっている漫画家「いづみかつきさん」のご家族の方も授業参観に来られていましたので、先生も子どもたちも、張り切って取り組んでいました。授業では、本校の卒業生でもある「いづみさん」を身近に感じ、同化しなから考えている様子がうかがえました。そして、話合いを通して、自分の長所を生かしながら、あきらめない気持ちをもって努力し続けることの大切さに気付いていきました。
授業後は、本校の道徳教育推進に深く関わってくださっている松山市役所人権啓発課の齋藤照夫先生から、今求められている道徳科授業のポイントや評価の在り方、自作教材作成の注意点などを丁寧に教えていただきました。また、授業や子どもたちの学ぶ姿勢や頑張りついては、たくさん褒めていただきましたが、今回も課題として取り組むべきことも教えていただきました。今日のご指導を生かし、より質の高い道徳科の授業ができるよう工夫・改善に努めてまいります。